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2021長沙国際建設機械見本市(略称:CICEE)が中国中部の省都、長沙で開かれた

时间:2021-06-09 16:02:41   作者:关西华文时报   来源:关西华文时报  
内容摘要:5月19日から22日まで、「スマートな新世代の建設機械」をテーマに、2021長沙国際建設機械見本市(略称:CICEE)が中国中部の省都、長沙で開かれた。今回の見本市には国内外から1450社近くの企業が出展。出展者には、世界建設機械50強 に選ばれたキャタピラー 、三一集団 、日立......
5月19日から22日まで、「スマートな新世代の建設機械」をテーマに、2021長沙国際建設機械見本市(略称:CICEE)が中国中部の省都、長沙で開かれた。今回の見本市には国内外から1450社近くの企業が出展。出展者には、世界建設機械50強 に選ばれたキャタピラー 、三一集団 、日立建機 、リープヘル 、斗山 、中連重科 、テレックス など32社や、“フォーチュン・グローバル500”入りしたダイムラー 、三菱、エクソンモービル など6社も含まれる。
2021長沙国際建設機械見本市(略称:CICEE)が中国中部の省都、長沙で開かれた
 高度先端技術と製品が集結する業界イベント

 今回の見本市は、中国機械工業連合会、中国建設機械学会、湖南省工業・情報化庁、湖南省商務庁、湖南省貿易促進会および長沙市人民政府による共同主催。2021CICEEは、展示見学・サミットフォーラム・商談・デモンストレーションコンペと大きく四つのパートに分かれ、30万㎡の広大な展示会場には、建設機械本体やアタッチメントなど10,000種ほどの見本が展示された。そのうち、製品の一割は最新科学技術の結晶ともいえ、この見本市が初のお披露目である。第一回と比べ、展示面積は4割拡大、製品面で4つの専門エリアが加わったうえ、出展企業は3割増となった。
 中連重科は総重量400トンにもなるZCC13000超大型キャタピラー式クレーン を出展、日立建機のEX1200超大型油圧ショベルは、今回の建設機械見本市で最大、広西柳工 が擁するのは、世界の同業者の中で最も大型の高性能サツマイモ収穫機と業界同t クラスで最大出力を誇る990Fショベルなど、これら全ての製品が今回の見本市でめでたく発表された。
 長沙国際建設機械見本市へ初参加のドイツ企業リープヘルは、最新のG7シリーズを携えて盛大にお披露目だ。G7シリーズは、独仏合同デザイン専門家チームによる67年間にわたる油圧ショベル研究開発と製造の基盤をもとに開発されたもので、掘削力や油圧系統圧力がパワーアップし操作性・利便性ともに向上。このようにリープヘル社の26-50tクラスの製品ラインナップが広がったことで、参加関連業者のさまざまなニーズに応えられるようになったということだ。
 二度目の出展となる日立建機は今回合わせて4点の製品見本を出展。そのうち、EX1200超大型油圧ショベルは、日本から船で天津港まで輸送され、そこからさらに陸路を4台のトレーラーに積載され長沙へと運ばれてきた。これは、今回の見本市で出展されたショベルのうち最大級。この超大型ショベルは全長12m、全高約5m、総重量120t、主に鉱山での使用を想定しており、パケット容量は7㎥で、たった一すくいするだけで、10tトラックを満載できる分量に相当。

 斗山建設機械は傘下企業のバラエティ豊かな主力製品と鉱山まるごとおまかせプランを携え、提携の商機を探る。今回の出展の目玉は、旋回式ショベル(DX150W-9C、DX60WECO)、DX130-9Cショベル、DX75-9C ACEショベル、新型の特殊装備を施した油圧杭打機DX600PD-9Cなど数十種類の機械と、最も重要とされる鉱山のライフサイクル全体をサポートするソリューション サービスにある。

2021長沙国際建設機械見本市(略称:CICEE)が中国中部の省都、長沙で開かれた

 2021 CICEEはグローバル企業の面々が一堂に会し、ハイエンドフォーラム、国際コンペ、業界内先端技術交流などを一体化した、業界一大イベントである。開幕式と同時に、全国自然災害予防対策技術設備近代化プロジェクト作業会議、長沙国際建機産業チェーン発展大会、長沙国際建機技術責任者(CTO)サミットなど中心的な会議が開かれるほか、中国プロジェクト物資設備購買大会や「一帯一路」構想に基づく国際インフラ構築フォーラムなど30件もの業界内ハイエンドフォーラムが開かれることになっている。
 現在までに、アメリカの設備仲介業協会(AED)、スペインの建機製造業協会、インドのレンタル業協会と南米鴻展集団ら36社の国際企業(協)会や、65社の国内企業(協)会らが見本市の支援団体となり、招かれた100社のマスメディア、業界メディア、ニューメディアらが、今回の見本市をそれぞれニュースとして伝えている。11,200社もの中国建機レンタル業および30,000社の国内の建設施工企業や60,000人余りの設備保有者らが視察団を組んで見学に訪れるとみられる。

 専門見本市が中国の建設機械を世界へ広める

 世界の建設機械一大市場である中国は、世界の建設機械を最も活性化させ刷新する力を有している。湖南省の洞庭湖以南の地域は、中国最大の建機産業基地となっており、全省に172社の規模企業※(注) や300社余りの関連付属品企業があり、その8割以上が省都の長沙および周辺都市へ集中している。このため、長沙は「中国建設機械の首都」という名誉ある名で呼ばれている。世界建設機械メーカー50強には、三一集団、中連重科、鉄建重工、山河智能ら4社がランク入りし、そのうち三一集団、中連重科はベスト10入りを果たしている。湖南省は建設機械の分野で「一帯一路」政策の国家的インフラ設備に積極的に関わっており、省で生産される製品は160余りの国と地域をカバーしている。チリ鉱山落盤事故や福島第一原発事故による放射能漏れなど、国際救援活動において、中国の建設機械が見事な働きを見せその力を広く世界に知らしめた。湖南省は2025年までに、建機業全体で、主要業務収入を5,000億人民元にまで引き上げることを目指している。

2021長沙国際建設機械見本市(略称:CICEE)が中国中部の省都、長沙で開かれた

 CICEE開催地である長沙は、「一帯一路」政策における重要な連結の役割を果たす都市であり、長江経済ベルトの中心都市でもある。2020年の経済総量 は1兆2,100億人民元に達し、中国省都のうち第6位。現在、建機産業は長沙が最も中心的な競争力を持つ基幹産業の一つとなっている。長沙は世界第三の建機産業クラスターだが、そのうち、世界建設機械50強にランクインする企業を4社も有するのは、長沙だけ。建機産業クラスターは大きく分けて12種、さらに細かく100種余りを有し、500個ほどの型番規格製品があり、中国全土の建設機械品種の7割をカバーしている。2020年、長沙市全体での建機産業の総生産額は2,500億人民元を突破、その規模中国全土で第一位となった。これは、中国のおよそ27.5%、世界の7.2%を占める。先進的な製造モデルを応用する力は、中国全土でもトップレベルである。
 まさにこのような市場における優勢と産業資源を生かし、CICEEは2019年の初開催以来、国内外の業界トップから熱い視線を向けられている。CICEEは「国際化、グローバル化、専業化」を発展の理念とし、世界の建設機械業に向けて、連携し専業化するための開かれたプラットフォームを築くことに注力しており、CICEEが「世界三大建設機械見本市」と肩を並べる一流の見本市と育つよう努力し続けている。
 主催者側は、今回の見本市開催により、世界の機械資源要素が中国へと流れこみ、また、中国の建設機械製品技術が世界へと広まり、また同時に、湖南の建設機械産業がさらに良質な発展をとげるよう願っている。また海外の同業トップも同様に、この見本市を機に、業界内の精鋭たちと対話交流を深め、ポストコロナ時代の市場発展の最新動向を掴み、中国市場開拓と中国企業との密接な連携の糸口を探りたいと期待を寄せている。




注)規模企業とは、中国で96年から使用が始まった統計学上の用語。国務院の統計により一定規模以上の企業が“规模企业”もしくは、“规模以上企业“「規模以上企業」と呼ばれる。
参照:https://zh.wikipedia.org/wiki/%E8%A7%84%E6%A8%A1%E4%BB%A5%E4%B8%8A%E4%BC%81%E4%B8%9A


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