上海杭州湾経済技術開発区は2023年8月8日と8月11日に、それぞれ日本の大阪と東京で「2023上海杭州湾経済技術開発区日系企業投資説明会」を盛大に開催しました。
説明会には、日産化学、松下グループ、東和フード、東京ダイス、三和工業、日本認知症予防サポート協会、朝日生命、明治安田生命など、70社以上の緑の化学新素材、バイオ医薬、スマート製造、ビューティー&ヘルスなどの関連企業、著名な日本企業、メディア機関が参加し、二日間で参加者は合計約200人に上りました。
説明会で、上海杭州湾経済技術開発区の董事長、蔣禕青は開会の挨拶で、草木が青々と茂り、万物が繁茂する盛夏の時期に、皆様と美しい東京でお会いできたことを大変嬉しく思いますと表明しました。そして、「2023上海杭州湾開発区日本企業投資説明会」への共同参加について触れました。三年の時を経て、私たちは東京で開発区の初の海外投資説明会を開催することを選びました。一方で、ここにいる日本の実業家たちと過去を振り返り、率直に交流できることを願っています。また、未来の約束として、協力をさらに深める「大きなケーキ」を作成することを望んでいます。港の新しいエリア、5つの新しい都市などの歴史的な機会を共同で捉え、開発区の産業の強み、空間の優位性、エコロジーの利点、政策の積み重ねるメリットを活かし、エネルギーの節約、環境保護、再生可能エネルギーなどの新しい成長ポイントを作成することを目指しています!我々は確信しています、杭州湾のビジネス環境は更に開放的、更に包括的、更に快適になるでしょう。そして、多くの日本資本企業にとって、理想的な発展環境を提供することができると信じています。
上海杭州湾経済技術開発区の副総経理、翁俊は、杭州湾開発区は常に開発区内での日本企業の投資と発展に重視しており、大日精化を代表とする日本資本企業は開発区内で安定した発展を遂げていますと述べました。開発区は専門の化学工業団地として、精密化学、バイオ医薬、新材料産業のクラスタを既に形成しており、将来、質の高いビジネス環境を持って、開発区に投資する企業に優れた発展プラットフォームを提供するとこを信じています。
上海市外国投資促進センター日本代表の衛旻は歓迎の言葉を述べ、各企業の到着に心からの感謝を表明し、日本企業が上海経済の発展に果たしている重要な役割を高く評価しました。彼はまた、杭州湾開発区が「海外展開、導入」の投資戦略を採用していることを強く支持し、センターはこれまでと同様に日本企業の奉贤杭州湾への視察投資、交流・協力、共同利益の促進をサポートするとのことです。
杭興工業園区の主任、李張晶は開発区の主要産業の発展、投資プロセス、特に日本企業の開発区での成果について紹介しました。
全日本農商工連携推進協議会会長、元ローソン日本株式会社の社長都築富士男様は、上海が日本の主要な投資先であり、杭州湾開発区の優れたインフラと豊富な人材リソースが、今後も日本の産業界からの注目を集めることになるでしょうと発言しました。りそな銀行 チーフ・ マーケット・ストラテ ジスト黒瀬浩一様は、杭州湾開発区には多くの優れた日系企業が参加しており、今後の経済・商業活動の回復に伴い、更なる日本企業の中国への投資が期待されていると述べました。
理研香料の取締役、総務部長も、上海での理研香料の投資経験について紹介しました。特に、設立当初から現在の安定した発展は、開発区のさまざまな政策の支援や、各種サービスの迅速な対応なしには考えられないと指摘しました。
会議に招待された代表者や企業家達からの発言や質問もあり、彼らは、杭州湾開発区の産業基盤が非常に優れており、地理的な位置、サービス、政策などの利点が重なっており、無限のビジネスチャンスと期待があると考えています。特に「一対一」のサポートや“金牌店小二”のサービス精神により、日本の企業家たちの奉贤視察、投資、共同開発の意欲が更に高まっています。